僕がデビューした当初は500バンクだった西武園競輪場は、
総ての施設をリニューアルした際、周長も400mに変更され、
近代的なベロドローム(ヨーロッパでの自転車競技場の名称)へと生まれ変わりました。
ドーム型では無いものの、スタンド一周に渡って屋根が設置され、
まるでサッカーか野球のスタジアムを思い起こさせるほど綺麗な競輪場です。

<選手控え室>

西武園の管理棟は、バンクの外周に沿って造られているので、
控え室もご覧のようにゆっくりとした曲線で設計されています。
通路と控え室のスペースがバランス良く造られているので、とても使いやすい控え室です。
また、外側の一面がガラス張りになっていて、駐車場を通してゴルフ場の景色も見ることが出来、
とても開放的なのも嬉しいところです。

<選手会売店>

埼玉県選手会売店(大宮・西武園)は、ほんと必要最小限の品揃えしかしない見たいです。
売店のスペースは十分なんだけど、余計な物は一切置かないって感じです。
もっとも、何かに困ることは無いので不満は無いのですが、
出来ればもう少し"選択"出来るようにして貰えると嬉しいです。
余談ですが、元埼玉の選手だった方が、移動販売車で部品の販売に来られるので、
多くの選手はそちらで買い物をするで、それも少しは関係があるのかな?


<ローラー場>

検車場の一番奥にあるローラー場は、恐らく日本で一番充実したローラー場です。
スペース・ローラーの台数もさることながら、空調からレース観戦用のモニターまで完備されていて、
まさに"いたれりつくせり"とはこの事を言うんでしょうね。

<検車場>

控え室同様、バンクの外周にそって設置されている検車場。こうしてみると良くわかりますね。
車立ても、整備スペースも大変使いやすく、スタンドの下にあるせいか
ご覧のように天井も高いので、変に空気がこもらないのも僕の好きな所です。
そして何よりも、これだけのスペースを常に綺麗な状態に保ってくれているのが、
とても
気分良く使えて嬉しいです。


<バンク>

西武園は、500m走路を400mに改修した為に、バンクの縦横のバランスが他の400走路とは違う気がします。
わかりやすく言うと、上の写真で見て、奥行きが少なく、横幅が大きいのです。
"500走路の直線部分を短くしてつなげた"と言った方がイメージしやすいかな?
これは、コーナーが長くて直線が短い事を意味しています。
ですから普通の400に比べ、先行が非常に有利になってくるんじゃないかな。
逆に、僕のように捲り追い込みを主戦法に使っている選手にとっては、
33バンク並に戦いにくいバンクですね。