01月10日 初日 A級予選 第1レース

東京とは思えないほど冷え込んだ朝、朝一番のレースと言うことで、散歩も練習も出来ず、
早々に準備をしてウォーミングアップを始める。前回の宇都宮が暖かかったせいか、
東京と言っても郊外にあるこの京王閣競輪場の寒さは、ちょっとこたえる。(^^;ゞ

番組

今日は、事実上先行一車の番組。茨城県の新人、河野通孝君(88期)が唯一人先行選手。
番手は同県茨城の黒澤さん(48期)、三番手に栃茨で栃木の鈴木さん(56期)と鉄壁のライン。
対して別線は。。。。( ̄へ ̄|||) ウーム 南関ラインかな?
と言っても、自力ではなく「前々」と番手戦を狙っている千葉の橘君(85期)を先頭に、
同県千葉の黒川君(59期)が後を追走。
そして、その後三番手に目標のない群馬の黒川さん(40期)が追走してラインを固めるみたい。
いつものように残った北日本勢は三車。僕と同県の先輩・田島さん(32期)と、
山形の新田さん(60期)の三人。田島さんは「一朗の好きなようにやれ!」と言ってくれるので、
なんとかいつものように臨機応変に行きたいと思う。
新田さんは、「福島勢か自在」とコメントを出しており、連携するかは展開次第かな?
河野君の後攻めからの押さえ先行は"見え見え"だし、橘君のイン粘も分かっている。
あとは、それがどのタイミングで動いて行くかだよね。
捲りの効きにくい京王閣のバンク。1コーナーから早めに行くか、
3コーナーの壁にぶつからないように遅めに行くか。あとは展開次第。

展開

号砲と同時にインコースの橘君と田島さんが誘導を追っていく。
作戦では「前受けか中段からの組み立て」だったので、
田島さんがスタートを取りに行ってくれたみたい。橘君が中段に入る。
一周回目が終わる頃、徐々に隊列が整い、僕も上昇して田島さんの前まで上がっていく。
誘導員の後に入ると、オーロラビジョンで後を確認すると、やはり橘君は中段、
河野君が後攻めの7番手に入っている。
とすると、河野君の動きに併せて橘君も上昇してくるな、きっと。
赤板を迎える4コーナーにさしかかり、さてハンドルを握り直し、
気合いを入れようと思っていたら、なんともうすでに"二列併走"で上がって来るでは無いか!
幾らなんでも早すぎないか? 橘君のイン粘を嫌って、河野君が早めに動いてきたのかな?
赤板のホーム線では僕を含めて三車併走状態に。
本当はここですぐに車を下げれば良いんだろうけど、あまりに早い展開なので、
"予期せぬ自体"を避け、少し粘ってみる。1コーナーに入っても両者下がる気配はない。
とすれば、橘君はやはり粘るだろうし、河野君もこのまま主導権を取りに行くだろう。
それを確認して、2コーナーから一気に車体を下げ、二列併走の後7番手まで下がる。
ここまでは予定通りに進んでいるんだけど、もう一つ仕事が残っている。
「河野君が少しでも早めにスパートしてくれないと。。。」
ジャン過ぎの2センター付近から、河野君はオーロラビジョンで後を確認している気配。
とすると、やはり僕の動きを警戒しているのかな?
様子を伺う様に一旦外に踏み出して見ると、案の定その動きに反応して河野君がスパート。
「よしっ! いい感じで踏んでくれた。」後は少しでも番手戦が長引いて、隊列の短い間に。。。
「?あれ?」なんか知らないけど、すんなり黒澤さんが番手廻ってる。。。(^^;ゞ
気が付けば一本棒になってるじゃん!! 「なんでだー!!」もっと縺れるんじゃなかったの!?
( ̄へ ̄|||) ウーム 参った。予想に反して、1センターを廻る前に一列棒状になってる。
こうなると、"魔の3コーナー"を避けるには、少し遅めの仕掛けしかない。
2コーナー立ち上がりから少し車間を取って、バック線から一気に踏み込んでいく。
コーナーの入り口では一瞬ニュートラルにしてカントに合わせると、
そこからはもう全開! 必死に6分4厘のギアを踏み込んでいく。
すると、それに気が付いたのか、5番手にいた黒川君も捲り追い込みを打って出てくる。
アウトコースに振られるが、我慢して踏み込んでいくと、
4コーナーの立ち上がりで、今度は3番手の鈴木さんが追い込みにかかって踏み込んでくる。
またまたアウトに膨らませられながら懸命に踏み込んで行き、最後の直線をもがいて、
必死にハンドルを投げてゴールを通過。「届いたのか?」
一周回ってきてオーロラビジョンのVTRを凝視するけど。。。分からない(^^;ゞ

勝因

今日のレースはとにかく"必死"の一言につきた。展開の予想、組み立てもバッチリだったんだけど、
最終回に入ると大誤算の連発。まぁ、得てしてこういうもんだとは知っているけど、
ホント苦しかった。あれで届いていたのは、「運が良かった」って言うのが正直なところ。
徐々に調子も上がっているみたいだし、少しずつ積極性を取り戻して行かないとね。
あんな展開になりながら、切り替えないで前を任せてくれた、
田島さんや新田さんには感謝しています。次回はもう少しお役に立てれば良いのですが。。。
m(..)m

詳しい結果、払戻金等は日自振の公式サイト・競輪ランドを参照してください。

 

初日予選で一緒に走った、茨城の河野通孝(88期)。
去年弥彦でやっつけられているので、
今回はなんとかその"借り"は返せたかな?
また今度会うときは、よろしくね!!
同じく初日予選で一緒だった、群馬の黒川常男さん(40期)。
相変わらず"愉快"な人でした。(笑)
でも、控え室は禁煙です。
たばこは灰皿のあるところでお願いします。m(..)m
前回の宇都宮から続けて一緒の青森の奈良昭芳さん(57期)。
相変わらず力強い先行で、若手を翻弄していました。
今度は僕も連れてってくださいね!!
同じく、前回から引き続きお世話になった、
北海道の中村吉幸さん(47期)。
公私共にお世話になっている先輩で、
僕にとっては"お兄ちゃん"の様な存在の人です。

 

01月11日 二日目 A級準決勝 第9レース

今日は朝からゆっくり散歩。前回に引き続き、午後のレースに乗れたので、
朝の時間をゆっくり過ごすことが出来る。
ここしばらくこういう事が無かったので、ちょっと時間をもてあまし気味だけどね。(^^;ゞ

番組

今日の準決勝は、一番きついところに入っちゃったかな?
本線は、昨日特選を快勝している神奈川の旭君(86期)。競走得点も93点台と、
ここにいちゃいけない選手です。番手は同じく特選廻りの静岡の遠藤君(73期)。
この二人が並んだだけで、もう勝負あった感じですね。(ToT);
そしてその後三番手に埼玉の柳原君(62期)が追走してチャンスを狙う見たい。
対して別線は上越の二人。前期S級の実力者、群馬の櫻井君(68期)と山梨の小林君(67期)。
櫻井君はS級では追い込み主体だったけど、A級では自力も多用して行くらしく、
ラインの前で自在戦を挑んで行く見たい。
そして、もう一つのラインは北日本。福島の後輩伊藤君(83期)に先頭を任せ、
番手は青森の高谷君(63期)。同県で僕が廻っても良かったんだけど、
やはり準決勝クラスになると、まだまだ対応できる脚力が戻っていないので、
ここは三番手で少し楽をさせて貰うことにした。
そしてもう一人、ラインは無いんだけど自力自在でチャンスを狙う、地元東京の野村さん(44期)。
昨日の予選でも4コーナーからかまして逃げ切った脚は、素晴らしかったので、
決して油断出来ない存在。特選廻りの選手が勝ちを意識しすぎると、
野村さんの一発が勝敗の分かれ目になるかも。

展開

いつものように号砲と同時に誘導を追っていく旭君。「前受けが好きだもんなー。。。」
それを追うように高谷君と櫻井君が中段を取りに踏んでいく。
ここは1番車の利で、高谷君が悠々と中段を確保。それを見定めてから順次ラインを形成していく。
午前中にはあまり気にならなかった風が、午後になって強くなり始め、
バックストレッチを通過するたびに、隊列がつまり蛇行を繰り返す。
そんな風の中周回を重ね、いよいよ赤板を迎える。
後攻めに構えていた櫻井君が動き出し、先行位置にいた旭君を押さえ込んでいく。
中段にいた伊藤君はすぐさま併走の後まで下げると、巻き返しの効く位置に車を持ち出す。
「さて、どっから行くんだ?」ハンドルを握って構えるが、伊藤君の踏み出す気配がない。
3コーナーに入って、一旦内外線間に戻ったと思ったら、再びイエローライン付近まで上昇。
何かを待っているのか誘っているのか!?
すると、外併走をしていた櫻井君のライン3番手に付けていた、野村さんが一気にスパート!!
「それを待っていたんだナーきっと。」野村さんをピッタリと追走していく伊藤君。
ホームで旭君を叩ききると、そのまま休むことなくペースを上げていく野村さん。
多少遅れ気味になりながら追走して、なんとか僕まで出っ来ると、
2コーナーの立ち上がりから今度は伊藤君の番手捲りを放っていく。
バックストレッチの向かい風の中、再びペースが上がり不覚にも一車身近く遅れてしまった。
懸命に追いかけて踏んでいくけどなかなか車間が詰まらない。
やっとの思いで追いついたのが4コーナー。そのまま車体を外に持ち出そうとするけど、
番手の高谷君が追い込みに踏み込んで行ったので、外へはずした分失速をしてしまった。
後からは誰かが追い込みに来ている気配がする。「どうする!?」
このまま外に踏んでも自転車が伸びる余裕は無い。(^^;ゞ 
たまらず車体をインコースに振って、せめて内から抜かれるのは避けたい。。。f^_^;
いつもは短い400バンクの直線なのに、なんでこんな時だけ長いんだー。。。
猛然とスピードの違いを見せつけながら旭君が抜いていく。。。「あっ! もう一人行った。」
ゴールはまだかー。。。(ToT);;

敗因

今日の準決勝、このメンバーとしては信じがたいほど良い展開に恵まれた。
伊藤君の読みと言うのか、作戦の組み立ては凄い!! 僕には想像もつかなかった。
道中ひょっとしたら? という期待もあったんだけど、正直に言って、「力不足です。」
ゴール後、「あのまま外に踏んでいったら3着あったろ!?」と数多くの人に言われたんだけど、
「もうそんな余裕はありません。」って言うのが本音です。
後から旭君が踏み込んで来たときに、もう対応出来る力が残っていなかった。
ゴールに流れ込むので精一杯でした。(ToT);
前期の後半からすると、信じがたい好成績が続いているんだけど、
今の脚力からすると、恵まれ過ぎですね。
頑張って練習して、このステージで戦える力を早く戻したいです。

詳しい結果、払戻金等は日自振の公式サイト・競輪ランドを参照してください。

 

競輪学校時代から知っているんだけど、
何故か、ここ5年くらい? よく話すようになった、
東京の徳永信資君(64期)。
今回は地元のせいか、気合い入っていたね。
以前、茨城の合宿に良く行っていた頃、
一緒に練習をして貰った、小島正幸君(72期)。
自在脚は健在なんだけど、今回は調子悪かったのかな?
今度は頑張ってね!!
埼玉のイケメン・レーサー井上善裕君(75期)。
最近弟の雄三君(88期)とは良く一緒になるんだけど、
お兄ちゃんは久しぶりだよね。(^^;ゞ
兄弟そろって、楽しい人達です。(笑)
今開催、二日目・三日目と一緒だった、
群馬の櫻井紀之君(68期)。
どーしたのかな? S級から落ちてきたばっかりなのに、
あんまり元気無かったよね。早く調子が戻ると良いね!!

 

01月12日 三日目 A級特秀 第8レース

今日も朝からゆっくり出来る午後のレース。でもいつも通り早めに起きて洗濯なんぞ。。。(笑)
管理棟に移動しても淡々と準備を重ね、気が付けば10時には準備は完了!
でも、レースは3時の発走なんだよなー。。。f^_^;

番組

最終日の特別優秀は、かなり強烈なメンバーです。
走る前からこういうのもなんですが、僕の脚ではちょっと役不足気味かな?
さて、気を取り直して番組の紹介です。先行は二人、自在型が一人かな?
本来ならもっといるんだけど、今日は綺麗な三分戦になる模様。
本線はこの所絶好調で、ここ三場所で9走7勝優勝2回。
今回も初日こそ内に詰まって失敗したものの、昨日は豪快にかまして後続を寄せ付けなかった、
埼玉の丸山さん(54期)。番手は同県埼玉の新井君(59期)。
そして三番手に、埼京で地元東京の市倉君(77期)。
市倉君は本来自力型なんだけど、今日は埼京の三番手で折り合う見たい。
対して別線は、積極性抜群の栃木の本田君(84期)。
二日目の特選で逃げ切るなど、好調は維持している様子。番手は栃茨で茨城の笹本君(59期)。
笹本君も特選廻りの実力者で、本田君が主導権を取ると、"うるさい存在"になるかもしれない。
そして、今日はラインのない静岡の遠藤君(73期)が、このラインの三番手を追走する。
遠藤君も本来は自力型でしかも特選シード組。
三番手にすんなり収まっているとも思えず、波乱を起こすとすれば遠藤君かな?
残ったのは三人。今期S級から降級して来たばかりの群馬の櫻井君(68期)と、
宮城の同期佐藤拓哉君(63期)と僕。僕は「佐藤君に総てを任せ」、
佐藤君は「櫻井君の一発に期待する」と言うことなので、ここに即席ラインの完成。
櫻井君も、以前はS級でも自力勝負をしていた実力者なので、十分にチャンスはあると思う。
さて、こんな強烈なメンバーの中で僕はどうすれば良いんだろう。。。f^_^;
「川の流れに身を任せ~」って気分なんです。はい。

展開

事前の作戦会議で櫻井君は「中段か後攻めで、丸山さんを本田君が押さえた所を先捲りか、
丸山さんが中段で粘った場合、外併走から叩いて先行も。。。」と言うことだったので、
まずは中段を取りに行きたいんだけど、今日は6番車。
号砲が鳴って、一瞬牽制が入ったけど、いつものように丸山さんが前受けに踏んでいく。
すると、1番車に入っていた遠藤君がそれを追って中段を取りに踏み上げていく。
「やばいなー。後攻めか。。。」徐々に隊列が整い始め、埼京勢が前団に集まっていくと、
遠藤君が選手を確認しながら一車、また一車と下がっていく。
「ひょっとして。。。とぼけて前に行ったら入れてくれるかな?(笑)」
埼京勢の後を追って4番手に車を上げると、遠藤君がスーッと車体を下げてくれた。
「やったー!! 中段ゲット!」すぐさま振り返ると、櫻井君も上がってきて上手く中段に収まる。
ひょっとして、最初っから本田君ラインは後攻め希望だったのかな。。。。f^_^;
さて、ラインの整った所で落ち着いて周回を重ねる。
赤板を迎える4コーナーの立ち上がりから、セオリー通り本田君が上昇を開始。
赤板過ぎに丸山さんを押さえて主導権を握ると、丸山さんはサッと車体を引いてくる。
櫻井君もすかさず上昇して丸山さんをかぶせると、ここでも悠然と車体を下げていく。
「自信があるんだナー。変な小細工一つも無いもんなー。」
ジャン過ぎにはほぼ一列棒状になり、体勢がすっかり入れ替わる。
下がっていった丸山さんを確認している際、少し佐藤君との車間が開いてしまったので、
慌てて踏み込むんだけど、前が詰まらない。「??」
「たくちゃん大きいから前が見えないんだよなー。どうなってるんだ?」
それでも尚踏んでいくけど、追いつかない。なんか様子が変だ。
佐藤君も腰を上げて前を追っている感じ。「ゲゲッ! もう本田君がスパートしてるジャン!」
慌てて全開で踏み込んで前を追っていく。。。
必死に踏んでやっとの思いで追いついたのは2コーナーの立ち上がり。
前を見るとどうやら本田君の先行を櫻井君はすでに捲りに行っている見たい。
すでに"二列併走"で縺れている様子。「さてどうする?」
コースを選んで、外に自転車を持ち出して行くと、なにやら後から気配が。
丸山さんがそれは強烈なスピードで、一気に捲りを打っていく。「うわー!! 参った。」
あまりのスピードの違いと、アウトコースを塞がれた事で再び踏むところを無くしてしまい、
右往左往しながら3コーナーに突入。すると今度は、丸山さんの捲りに遅れていたのか、
市倉君が外から来たかと思ったら、僕の前を横切って内に切り込んでいく。。。(ToT)
ありゃ。。。三度コースを無くし、スピードも殺されて万事キュース。
肩の力をガックリ落としながらゴールを通過。

敗因

うーん。今日は展開とか、なんとか言うよりも、レースに参加していなかった感が強い。
やはり、上のレースは厳しいね。以前このクラスを走っていたときには感じなかったけど、
一度下に落ちて久しぶりに帰ってくると、脚力の違いだけでなく、レースの組み立てや展開、
瞬時瞬時の反応、総てに対して力の違いを感じる。
頑張って練習して、このクラスに"頻繁"に乗れるようにしないと、競走にならないね。
また頑張ります。m(..)m

詳しい結果、払戻金等は日自振の公式サイト・競輪ランドを参照してください。

 

<今回出会った同期>
二日目の準決勝で見事通算200勝を達成した、
青森の高谷俊英君。もう少しちゃんとついて行けたら、
僕も決勝に乗れたんだけどね。(ToT);
でも、約束通り7着までに連れて行ってくれたから許す。(笑)
レースを終えて"読書"にふけっている、
群馬の長谷川雄一君。
初日失敗したなーと思っていたら、
しっかり二日目は決めてたね。
でも、だからって僕を下に引っ張んないでね!!
相変わらずひょうきんな"宮城の種馬"こと佐藤拓哉君。
最終日の特秀で一緒だったんだけど。。。。
またおいて行かれました。(ToT);
いまだに先着した覚えが無いんですが、気のせいかな?
身支度から、自転車の整備まで
いつも非の打ち所がない位キチッとしている、
東京の市倉孝良君(77期)。
捲りのイメージがあるんだけど、
今回は器用なレースを見せて貰いました。m(..)m
去年の7月にデビューしてから、初めて一緒に参加した成田和也。
初日の特選は、良いところと悪いところがはっきり出てしまい6着。
準決勝は、厳しい展開になりながらなんとか2着まで食い込んで、
決勝は、展開の恵まれもあって、優勝をすることが出来ました。
まだまだ甘いところは沢山あるのですが、
決め脚と、勝負感は良い物を持ってるんだよね。
これからも応援してあげてください。m(..)m